蒲生氏郷公431回忌法要 日野町 信楽院
氏郷公の命日の翌日2月8日(土)、日野の蒲生家菩提寺信楽院で、氏郷公の431回忌法要が挙行されました。(黄梅院と信楽院では、なぜか年忌の数え方に1回分の違いがあるようです。)
この日は全国的に大雪が降り、日野も今シーズン初めての大雪となりました。
そのため、19名と例年の半分以下のお参りとなりましたが、中には大阪から下道を3時間かけて来られた熱烈な氏郷ファンの方もおられました。ご来訪ありがとうございました。
境内が霞むほどの大雪でしたが、今年も蒲生氏郷公のご位牌と嫡男秀行公が氏郷公のお骨を納めた納骨地蔵(普段は非公開)を前に無事法要を挙行できました。
氏郷公の遺骨は、死後京都大徳寺の昌林院(明治時代に黄梅院に併合)に葬られましたが、一部は会津興徳寺に葬り、一片を地蔵の胎内に納めて信楽院に送られたとされます。
ご住職 学史和尚による読経が雪の降り積もる境内に響き渡り、荘厳な雰囲気の法要になりました。
今年は初めて裏千家鑓師の献茶が挙行され、日野が生んだ偉大な茶人氏郷公の遺徳を偲びました。
(文:福永保 編集:吉岡)
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