氏郷市民講座「近江日野商人のルーツと商法」

１２月３日（日）、松阪市産業振興センターで、蒲生氏郷公顕彰会松阪と松阪城跡を守る会の共催で、氏郷市民講座が開催され、聴講に行ってきました。

テーマは「近江日野商人のルーツと商法～蒲生氏から徳川の非領国へ～」です。

講師は、近江日野商人ふるさと館館長の岡井健司氏でした。

室町時代、湖東地方を中心に活発に活動した四本上人と日野、蒲生氏や伊勢国との関わりから始まり、蒲生氏の政策。江戸時代の湖東の様子、日野の特産物から日野商人の経営手法など、多岐にわたり大変詳しく教えて頂きました。

講師の岡井さんにも、また聞く方にも大変熱の入った講座になり、時間が足りないほどでした。

午前中に少し時間があったので、松坂城跡を歩きました。

ちょうど、城内にある歴史民俗資料館では、「文武の将　蒲生氏郷　～松阪開府の時代～」という企画展が行われており、幸運にも１２月３日が最終日にあたっていました。

氏郷公の文書や手製の茶道具など、４０点が展示されており、見応えのあるものでした。