蒲生氏郷公430回忌法要 日野町信楽院
2月8日(木)、前日の黄梅院での法要につづき、蒲生家の菩提寺である日野の信楽院での氏郷公430回忌追善法要が行われました。黄梅院と信楽院では、なぜか年忌の数え方に1回分の違いがあるようです。
修復工事が完了した本堂で顕彰会会長、日野町教育長のご挨拶につづいて信楽院ご住職による法要が厳かにとり行われました。およそ30名の参列があり、日野町内の会員さんだけでなく、遠く大阪府や三重県からの会員さんにも参列して頂きました。
昨日の京都でのお参りの際にお茶会でお世話になった古森様からは、会場の床の間に飾られていた河津桜の一鉢をそのまま持って来て頂き、文字どおり氏郷公法要に花を添えて頂きました。
この日は、普段は非公開の鶴千代時代の大河内城初陣の鎧や、嫡男秀行が氏郷公の遺骨を納めて信楽院に奉納した納骨地蔵も公開されました。氏郷公の遺骨は、死後京都大徳寺の昌林院(明治時代に黄梅院に併合)に葬られましたが、一部は会津興徳寺に葬り、一片を地蔵の胎内に納めて信楽院に送られたとされます。
法要の後には、氏郷公の遺髪塔にお参りし、氏郷公が茶の湯を立てるときに使用したと言われる若草清水の水を汲んできてお供えしました。長澤会長の読経のもと、それぞれがお線香を供えさせて頂きました。
(文:広報 若林、理事 福永 編集 吉岡)
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