がもにゃん通信 第25号「九戸政実(くのへまさざね)の乱~秀吉の天下統一へ最後の戦い」
葛西・大崎の乱は、いったんはおさまりましたが、まだ一揆勢は 残っています。それに加えて次の年、今の岩手県で大きな反乱がおこりました。
今の青森・岩手あたりをおさめていた南部氏は、当主とその長男が死んだことにより、娘婿(むすめむこ)の信直と家臣の九戸政実のあいだで、あとつぎ争いがおこりました。
九戸政実は、秀吉に領地をうばわれた東北のいろいろな大名の家臣を集めて、南部本家をたおそうとし、はじめは優勢でした。
しかし、南部信直は秀吉に助けを求め、氏郷軍を中心として、浅野長政・井伊直政・南部信直など、豊臣・東北軍あわせて6万人もの大軍で九戸を攻めました。
氏郷が信長と夢見た「天下布武(てんかふぶ)」成るか。氏郷 最後の戦いが始まります。
0コメント