日野城址に氏郷公と冬姫の肖像画を設置
1月18日、日野城址の登り口に氏郷公とその正室「冬姫」の肖像画付き案内板を設置しました。
冬姫の肖像画は正式なものがまだ見つかっていません。そこで顕彰会から文楽絵師の 下瀬 翠先生 に嘆願し、新たな冬姫像を描いていただきました。(下瀬 翠先生のHP:https://wanoutage.wixsite.com/shimose-midori)
看板製作・設置はMSG村島産業の村島茂男代表にご協力いただきました。(MSG村島産業:msg-murashima.com)
冬姫(院号 相応院)は永禄2年(1559年)織田信長の次女として誕生します。永禄12年(1569年) 氏郷の才を見出した信長は冬姫を氏郷に娶らせます。安土桃山時代にあって最も厳しい戦を重ねる氏郷の支えとなりながら、そして氏郷を病で失った後も嫡男秀行、孫の忠郷、忠知の一生をも見届け、寛永18年(1641年)82歳でその生涯を終えます。
戦国武将の娘として 妻として 母として 生涯を全うした冬姫について広く知っていただける場となれば幸いです。
注記:正式な名を記した文書がまだ見つかっていないため「冬姫」は俗称とされています。「冬姫」という呼び方が親しまれているため当顕彰会でも「冬姫」と記載しております。
日野城址登り口 日野川ダムのほとり
冬姫 下瀬 翠 作
夫婦の足跡
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